cisco WLC のFlexconnect構成時のプリンタ・複合機の無線化している際は、
注意が必要です。
プリンタ・複合機を無線に接続する場合、Buffaloなどの無線中継機を利用しますが、端末から、プリンタ・複合機の接続が不安定で、都度、再起動が必要となる状況がありました。
色々調べていると、Flexconnect構成の場合、どうやらWLCにてpassive clientの設定が必要のようです。
[パッシブ クライアントの設定詳細]
Passive Client 機能とは、WLC が通常は無線には転送しない有線側からのARP Broadcast を転送するための機能であり、Non-Cisco WGBs機器とCisco製品と接続する際に、passive client 機能を有効化する必要あります。
※WGB(ワーク グループ ブリッジ)とはcisco特有の名称で、無線LANの拡張や中継を行う装置を指しているようです。
1. マルチキャストモードの有効化
2. パッシブクライアントの設定
[Controller] > [General]へ移動します。
[AP Multicast Mode]から、[Multicast]を選択し、マルチキャストアドレスを入力します。
IPv6は使用しませんが、一応[Multicast]とだけ選択しておきます。
最後に[Apply]をクリックします。
続いて、[Controller] > [Multicast] へ移動します。
[Enable Global Multicast Mode]と[Enable IGMP Snooping]のチェックボックスをオンにします。
最後に[Apply]をクリックします。
パッシブクライアントの設定はSSIDごとに実施します。
[WLAN] > [WLANs] > [WLAN ID] を選択し、対象のSSIDへ移動します。
[Advanced] タブを選択し、[Passive Client] チェックボックスをオンにします。
最後に[Apply]をクリックします。
コメント