APの初期セットアップ、APグループへの登録、FlexConnectの設定などについて記載します。
Contents
APのセットアップ手順
APの初期化設定方法について記載します。
⒈ 電源をONにし、Console Portにコンソールケーブルを接続します。
2. Username/Passwordを入力し、enableコマンドにて特権モードへ移行します。
default値 Username : Cisco / Password : Cisco / Enable Password : Cisco
以下、設定例に従い設定手順を記載します。
3. APのIP Addressを設定します。
APaaaa.bbbb.cccc # capwap ap ip address <IPアドレス> <サブネットマスク>
4. デフォルトゲートウェイを設定します。
APaaaa.bbbb.cccc # capwap ap ip default-gateway <gatewayアドレス>
5. WLCのアドレスを入力します。
APaaaa.bbbb.cccc # capwap ap primary-base <WLCのホスト名> <WLCのIPアドレス>
6. 次のコマンドにて設定を確認します。
APaaaa.bbbb.cccc # show capwap ip config
7. 設定が正常に終わりネットワークに接続すると、WLCへJoinが開始され、
下記logが出力されます。
AP has joined controller WLCのホスト名
8. WLCへGUIで接続しAPのステータスを確認します。
9. 続いて、[APのGUI初期設定手順]に沿って、APのHostnameなどを修正します。
APのGUI初期設定手順
WLCに接続しているAPの設定の確認、変更方法を記載します。
AP Nameをクリックし、APの詳細設定を実施します。
AP のIPアドレス、ホスト名等の設定変更
Generalタブより、IPアドレス、ホスト名等設定変更が可能です。
ホスト名はセットアップ時に設定していないと、MACアドレスが表示されます。
AP のHigh Availability設定
High Availabilityタブにて、管理するWLCのホスト名とIPアドレスを登録します。
AP のFlexConnect設定
1. Generalタブへ移動し、AP Modeにて、FlexConnectを設定し[Apply]をクリックします。
2. 再度APの詳細設定画面を開くと、FlexConnectタブができるので、VLAN Supportにチェックをつけ[Apply]をクリックします。
[VLAN Mappings]から、VLANの追加設定も可能です。
FlexConnectモードの場合、APの管理VLANだけでなく、端末に割り振るVLANもAP側に通す必要があるため、AP-Switch間をTrunkにして、複数VLANを通す設計にすると思います。
その際に、[VLAN Mappings]にて、複数VLANの設定を行います。
AP グループの設定
Advancedタブに移動し、AP Group Nameにて、所属するAP Groupを設定し、[Apply]をクリックします。
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