雑誌せどりに関して、続きです。
今回は実際に私が売ってきた過去の実績からどのような商品が売れやすいのか考察していきたいと思います。
雑誌せどり①はこちらから
過去の実績
売れやすい傾向やジャンルを記載しましたが、基本的に雑誌コーナーの100円、200円の本はすべて検索していました。その中で過去4ヶ月間売れたのもを列挙します。
(2012年ぐらい熱心に実践してた時の実績です。)
私が400円以上で売ったもの
eclat (エクラ) 2011年 06月号(640円)
Soccer clinic (サッカークリニック) 2010年 08月号(484円)
Agrizm(アグリズム) 2009年 09月号(1200円)
GiGS (ギグス) 2009年 06月号 (1679円)
Vesta (ヴェスタ) 2011年 05月号(458円)
Vesta ( ヴェスタ ) 2010年 02月号(578円)
姫style (姫スタイル) 2010年 3月号(423円)
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2011年 03月号 (900円)
決定版すぐに役立つメジャーリーガーのピッチング教室(470円)
ワインと食とSakeと ヴィノテーク2007年10月号(634円)
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2006年 11月号 (430円)
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2009年 09月号 (530円)
カメラを買ったその日からかんたんアートが思いのまま(3500円)
GOLF mechanic vol.31 (エンターブレインムック)(700円)
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2005年 10月号(529円)
Pen (ペン) 2009年 11/1号(478円)
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2011年 03月号 (1000円)
るるぶオランダ・ベルギー(824円)
スペクテイター Vol.7(999円)
タンデムスタイル増刊 昭和40年男 Vol.4 2010年 10月号(500円)
SLUGGER (スラッガー) 2006年 04月号(699円)
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2005年 03月号(550円)
Newton (ニュートン) 2011年 09月号(600円)
Newton (ニュートン) 2011年 11月号(600円)
Disney FAN (ディズニーファン) 2011年 12月号(980円)
モトライダー・フォース Vol.2 復刊号(500円)
FLASH増刊 まるっとAKB48スペシャル 2011年 5/1号(1170円)
Newton (ニュートン) 2008年 05月号 (980円)
ビジネスガイド別冊 SR 2009年 09月号 (1330円)
ボディビルディング 2010年 05月号 (500円)
AQUA LIFE (アクアライフ) 2006年 11月号(538円)
美容の経営プラン 2011年03月号(1447円)
Richer (リシェ) 2009年 11月号 (575円)
みるみる理解できる相対性理論 改訂版(1284円)
北國アクタス 2011年 08月号(750円)
Design Hotel(デザインホテル)(1200円)
ダンス・スタイル・キッズvol.5 2009年秋号(500円)
婦人画報 2011年 12月号 (790円)
石川遼「ハニカミ王子の秘密」 (3800円)
ペンギンの問題 公式ファンブック 2009年8月号(898円)
声優アニメディア 2011年 04月号(600円)
キネマ旬報 2011年 10/15号(460円)
プリンスアニメージュ2011winter(500円)
CHOPIN (ショパン) 2010年 01月号(1580円)
ファミ通Xbox360 2011年8月号(441円)
アメ車 MAGAZINE (マガジン) 2010年 09月号(580円)
dancyu (ダンチュウ) 2010年 06月号(489円)
NHK 住まい自分流 2010年 08月号(689円)
古民家スタイル―日本の心を住まわせる民家力 (No.1)(400円)
ラジカルブック (Vol.02(2003))(529円)
VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン)2011年9月号(980円)
Winart (ワイナート) 冬号 25(411円)
ピクトアップ 2008年 08月号 (500円)
wan (ワン) 2010年 09月号 (950円)
芸大・美大をめざす人へ No.122 (別冊アトリエ) (980円)
グラインドハウス・マガジン (Vol.34(2006February-March)) (400円)
おもちゃで遊ぼう 15号 (498円)
mr partner (ミスター パートナー) 2011年 05月号(412円)
料理通信 2008年 09月号(594円)
大人の金沢―特集茶屋街の誘惑 (494円)
HOTBIKE Japan (ホットバイクジャパン) 2008年 03月号(1041円)
ペルソナマガジン #01(8400円)
別冊コロコロコミック増刊 2010年 02月号(412円)
価格が落ちブックオフに売ったもの
重大ニュース 2010―中学受験用 日能研が選んだニュースファイル
SEVENTEEN (セブンティーン) 2008年 12月号
SEVENTEEN (セブンティーン) 2009年 08月号
AIR STAGE (エア ステージ) 2010年 10月号
CECIL McBEE (セシルマクビー) 2010 Autumn (オータム) 2010年 09月号
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2010年 11月号
illustration (イラストレーション) 2005年 03月号
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2008年 01月号
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2007年 07月号
PESCA SeaBASS Magazine (ペスカシーバスマガジン) 2009年 07月号
SALT WATER (ソルトウォーター) 2008年 06月号
ドッグスポーツjournal (ジャーナル) 2006年 02月号
キョースマ ! (京都に住まえば・・・) 2009年 01月号
以上から見えてくるもの
ブックオフに売って、一ヶ月後には利益の出る値段に戻っているというミスもしていますが、それは、さておき以上のような結果から考察していきたいと思います。
【1】「ちいさいなかま」の仕入れは大きな失敗。
確かこの本は10冊以上仕入れましたが、すぐに1円になったものもあリますし、一冊も売れていません。
ちなみに、この本は、一般的な雑誌よりは小さい本なんですよ。
画像のような、よくNHKの外国語テキストにある本です。
「ちいさいなかま」もこのサイズの本でした。
上の画像の本は値下がりながらも282円で売っているのですが、
それでもかなり値が下がってしまっています。
外国語テキストと「ちいさいなかま」はまったくジャンルが違いますが、
共通点として、本のサイズ以外に、定価が安い(350円程)ということが挙げられます。
おそらく、これが原因です。
定価300円程の雑誌で、アマゾン最安値500円以上の雑誌はありますが、
仕入れるべきではありません。
売れるものもあるとは思いますので、
105円ならば仕入れても良いとも思います。
ですが、定価が安い+雑誌サイズが小さいというものは、かなり期待しないほうが良いでしょう。よっぽど利益が出そうなものに絞ってください。
【2】売れるジャンルは意外とバラバラ
上記で挙げたジャンルはたしかに売れていますが、その他のジャンルというのも多数あります。
私の在庫の状況にもよるかと思うのですが、私自身雑誌コーナー全体から仕入れをしており、どんなジャンルでも売れてるので、あまりジャンルにこだわらなくてよいでしょう。
もっと多くを販売して、詳細にデータをとれば、はっきりとどんなジャンルが売れやすいのかわかるかと思いますが、
それよりも、より多くの量を仕入れることのほうが稼ぎにつなげるためには、大切なことです。
売れないかもと気にし過ぎて仕入れないほうが総合的に見れば、損してしまいます。
あなたも経験あるかと思いますが、せどりは「こんなもの本当に売れるのか?」と思ったものでも売れてしまうものです。
ゆえに、雑誌コーナー全体から仕入れるようにしてください。
【3】同じ雑誌でも、高値になる号とならない号がある。
これは、非常に顕著に現れています。
例えば、「Meets Regional (ミーツ リージョナル) 」という雑誌ですが、
売れているものと売れてないものどちらにも入っています。
現在でも1000円以上になっているものもあります。
(ほとんどは利益が出なくなっていますが・・)
正直、どれがこういった雑誌なのかわかりませんので、
気にせず仕入れるようにしましょう。
また、タイトルは同じでも、号によって利益のでる可能性もありますので、
サーチする際は、注意しましょう。
【4】生活・日本旅行系は値下がりしやすい。
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2008年 01月号
Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2010年 11月号
キョースマ ! (京都に住まえば・・・) 2009年 01月号
生活・日本旅行系を抽出するとこんな感じかなと思います。
また、今私の持っている在庫の中にも、200円、100円と値が下がっているものは、こんな感じのジャンルが多いです。
ちなみに、これらは、仕入れた際はしっかり500以上で仕入れていますので、
こういったジャンルには、注意しましょう。
【5】有名女性ファッション誌は仕入れない。
「SEVENTEEN (セブンティーン) 」は男性でも知っているほど有名ですよね?
仕入れ時には、たまたま利益がついたので仕入れたんですが、売れ残り、1円になってしまいました。
もちろん、1円になるまでに売り切れればよかったんですが、
どんなジャンルでも共通してですが、有名なものは値下がりも早いです。
【6】不良在庫をたくさん抱えてしまっているが、実はそれでも余裕で利益が出ている。
仕入れ値は安いので、多少売れなくても十分利益が出てしまいます。
なので、売れないことを心配するのではなく、どんどん量を仕入れるようにしてください。
まとめ
最後に、今までの内容をすべてまとめます。
まず、仕入れの基準から。
105円→500円以上
200円→1000円以上
ランキング無視
*ランキングがあるものは単行本と同じ基準です。
・105円→500円以上、200円→1000円以上
・ランキング50万位以内(できれば30万位以内)
この基準に当てはまるものを、ブックオフの雑誌コーナーから、仕入れてください。(後々は基準から外れて柔軟に仕入れしていけば良いです。)
基本、ブックオフ以外に行く必要はありません。(雑誌の多い古本屋ならOK)
また、店舗によっても、値付けが違うので、2,3店舗は行ってみてください。
(近場に1店舗しかない場合は仕方ありませんが・・。)
雑誌コーナーは基本的に全部調べる。
(おそらく、1~2時間あれば可能です。)
ただし、いくつか注意点はあります。
・定価300円ほどの元々が安い雑誌は仕入れるべきではない。(断定はしませんが)
・同じ雑誌でも、高値になる号とならない号があるので、できればしっかりすべてサーチする。(やってるうちにこのタイトルは利益が出ないというのがわかるようになります。)
・生活・日本旅行系は値下がりしやすいので仕入れない。(上で抽出したものを見てどんな雑誌が利益が出るのか出ないのか確認しておいてください。)
・どんなジャンルでも共通して、有名な雑誌は値下がりも早い。(特にコンビニに置いてあるような雑誌は仕入れる必要なし)
最後に雑誌せどりは大量仕入れ型せどりであり、利益率は高いが大量に仕入れしないと大きく稼げないという傾向が有ります。
そのため、せどりの初期段階で仕入れ資金が少ない場合やたくさんの時間を費やすことができる場合に実践することが有効です。
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