今日は、ネットワークエンジニア一年目の仕事内容について振り返ろうと思います。
僕はたぶん一年目の人よりも(しかも新卒で)、いろんなことをやらせてもらったと思います。これは、一年目ではやらないような仕事ができたということです。
逆に言えば、やらなければならないほど人がいなかったし、自分も積極的にやるようにしていたからとも言えます。また、上司も自分が忙しいのもあり、仕事を出来る限り任せる人だったので、僕は任せられたというわけです。
じゃあ、具体的に何をやっていたのかというと、
IT業界でいうところのいわゆる、設計・構築ですね。
リプレース案件が始まるところから、終わるところまで関わることが出来ました。
(リプレース案件とは、古くなったネットワーク機器の入れ替えを行う案件のことです。)
流れとしてはこんな感じになります。
基本設計(設計書の作成) → 詳細設計(設計書の作成) → 社内に機器搬入 → 機器のセットアップ → テスト(テスト仕様書の作成) → 本番構築作業(手順書作成) → 運用マニュアルの作成
そこそこ大きな案件で(億規模)、これら全てに関わりました。
大体、ネットワークの構築案件というのはこのような流れになってると思います。
これらの仕事8割、僕がやって、上司に確認・修正してもらうような感じでやってました。
ただし、これら一連の仕事の中の節々に入るお客さんとの打ち合わせに関してのみ、上司に委ねていました。(僕も同席はするが、知識・経験不足もあり口出しは難しい。)
また、大きな失敗もありました。
ネットワークエンジニアとして、最もやってはいけないし、最もやってしまう可能性が高いのは、「営業中にお客様のネットワークを止める」ということだと思います。
もしこれが楽天のような大手ECサイトだったら、たった、数分ネットワークを止めただけ、大きな損害になるわけです。まあ、楽天ほど大手だと一箇所ネットワークが止まってしまっても、バックアップ回線があって、影響は与えないようにできているのでしょうが。
ヘタしたら、損害賠償に発展するようなことです。
そんなヤバイことを僕はやらかしました。。。苦笑
今なら、笑えますが、マジで血の気が引く・・という状態です。
僕だけのせいではなかったので、多少の救いがありましたが。
きっと、ネットワークエンジニアはこうして成長していくのだと思います。
失敗はしないに越したことはありませんが、失敗を経験するからこそ、仕事の精度が上がると思いましたね。
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